コロナ禍で不調!?

 午後6時まえ、曇天。気温14度。花冷えのような天候である。昨日の一日中の暴風雨で、まだ地面は湿って、空気も幾分湿気の多い感じがある。

 一週間まえごろより体調がすぐれず、先程病院に行った。高脂血症の軀としては体調不良には敏感にならざるをえない。心電図を取り、血圧を測り、血中酸素飽和度も図った。ついでにレントゲン写真も撮った。併し、別段異常はないそうである。100%異常がないかと言うと、100%とは断言できないが、今のところは異常がないそうでる。 

 ここから先は、もう医者の診断よりも自分の判断でゆくしかない。ネットの記事にもあったが、昨今は人々のあいだでコロナ禍不調が増えているそうである。所謂、コロナ禍鬱なるものかもしれない。自分は大丈夫、コロナとは無関係だと思いたいが、実際のところ、じわじわとコロナ禍の影響がボディーブローのように効いているのかもしれない。心のなかに澱のようにコロナ禍不安が沈殿して、しまいには身を滅ぼしてしまう。医者の病名診断のつかない症状が、グレーゾーンの症状として多発しているそうだ。もしかすると私の症状もそう云うことかもしれない。

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 先日、マキコが買ってきた富士桜の盆栽を眺めていると不調の症状がいっとき治まるようである。はじめ、花だけであった枝に、緑色の新芽が出て、そして、ちいさな若葉が出て来た。瑞々しい新芽の色合いに心は洗われるようである。これだけは、他の、何物にも代えられないものがある。