蜂害について

 午前11時半すぎ、曇天。本日の最高気温29度。ようやく気温30度を切って、ひと休みの心地である。今年の右籾村は、とくに暑かった。八月まるまる暑かった。九月になって、やっと涼しい秋口に入ったとしたい。 

 それから、暑い夏中は庭にいて、何度も蜂の攻撃に悩まされた。小はアシナガバチから、キイロスズメバチオオスズメバチの攻撃であった。あきらかに殺意があったのはオオスズメバチであり、二回はっきり襲われた。蜂も暑いと、気が立って攻撃的になるそうだが、私にこられても困る。悪いのは太陽である。陽射しは人間だけでなく、虫にも容赦なく照りつけていた。オオスズメバチに刺されてはたいへんなので、蜂除けとしてトンボを飾ることにした。

 トンボの模型は中国製の3点ひと組販売のものであった。3点で送料込み1000円弱である。スズメバチの天敵はオニヤンマトンボであるらしく、これを設置してから蜂を見かけなくなった。そして、安心して庭で草取りをしていたら、今度はトンボを設置していない所に蜂が来て襲われた。ハチジェット殺虫剤で反撃して、急いでトンボを設置したのは言うまでもない。

 オオスズメバチは、マメである。マメに人間を襲おうとしている。リクレーションのひとつにしているのかもしれない。併し、襲われた人間はたまらない。トラウマになり、虫嫌いになる。全世界のオオスズメバチを撲滅したくなる。

 オオスズメバチは嫌いだが、他の蜂には愛着がある。マルハナバチは丸い大きなお尻で愛嬌があり、おとなしい性格で人間に危害をくわえたりしない。他の花蜂もおとなしい。問題はオオスズメバチだけである。