東京オリンピック開催反対!!

 午後11時半すぎ、曇天。21日は、終日雨降りであった。降っては止み、止んでは降っていた。

 東京オリンピック開催に関して、IOCのコーツ調整副委員長は、日本が新型コロナでパンデミックに陥っていてもオリンピックを開催すると断言した。

 オリンピックは「平和の祭典」である。疫病が蔓延している日本で、たとえオリンピック会場だけが安心安全であっても、いったい誰がオリンピックを見ると言うのだろうか。疫病が蔓延していない所で、対岸の火事として、ほんとうにオリンピックを楽しみ観戦することができるのであろうか。もし、楽しんで観戦できるとしたら、その人は人間ではない。すくなくとも血の通った者ではない。亡者である。何の亡者かは分からないが、まっとうな人間ではない。私は、IOCのコーツ調整副委員長は狂っていると思う。それから、この状況でオリンピックを開催できると考えている人は例外なく狂っていると思う。狂っている、と言うと、語弊があるかもしれないので、言い換えれば、間違っている、と思う。どうしてか、人は、時として間違いを修正できないでいる。

 この間まで、パレスチナガザ地区イスラエルが戦闘状態にあり、双方に死者を多数出していた。ここでも間違いを修正できずに70年間も断続的に紛争を続けている。ここでも、あきらかに間違っている者は判然としている。併し、間違いは修正されていない。

 東京オリンピック開催に関しても、あきらかに間違っている者たちがいる。併し、この期に及んでも間違いは修正されず、間違いのまま突き進もうとしている。まるで先の大戦で、本土決戦に突き進もうとしていた旧日本陸軍のようである。焦土作戦に出て自滅するようである。

 どうしても、東京オリンピックを開催したいのなら、2024年に延期すればいいと思う。たとえ、お金が掛かろうとも、疫病が蔓延して、誰も立ち上がる者がいなくなるよりましである。それが、開催反対派の譲歩案である。