版画堂カタログ129号

 午後10時まえ、曇天。気温20度ほど。最近は、涼しくてエアコンの冷房をつけていない。勿論、暖房もつけていない。過ごしやすい季節になってきた。

 コロナうつ、産後うつ、などの言葉がネットのなかでは溢れかえっている。自殺者は芸能関係者だけではなく、実際には一般の人々にも広がっているのだと思う。死ぬのは簡単である。併し、生きてゆくのが難しい世の中になってきた。死ぬのは、ちょっと待ってほしい、と思う。今は、チカラを貸してほしい時である。互いに声を掛け合い、助け合わないといけない時代である。今まで以上に、長く話し、理解されるようにつとめ、そして、あきらめない。そのことが、これほど大切なときはないと思う。今は、非常時である。時代の大変革期である。戦時中と言ってもいい。コロナ戦争である。ウイルスとの戦いである。このことを自覚しないで、漫然と生活はできないはずである。もう、昔のようには暮せないのである。それを日本政府が先頭に立って言い、国民全員がマスクをするべきである、と言ってほしい。法律でマスク着用を義務づけてほしいと思う。これは日本だけに留まらず、世界中でマスク着用を義務づけてほしい。マスク生活が、これからの時代の生活スタイルであると思う。

 話はかわり、新しい版画堂カタログが届いた。今回の号には私の版画も紹介されていて嬉しい。昨今は、コロナ禍もあり、そして、また私の仕事、価値観を否定されるような状況に遭い、暗澹たる思いに沈んでいたが、やはり、それほど卑下することはないと応援されていて、元気が出てくる。

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 カタログには、私の代表作が掲載されていて誇らしい。版画堂のためにも売れてくれるといいのだが、コロナ不況のなか、どれだけ売れてゆくのか不明でもある。併し、否定的なことばかり言ってはいられない。こんな時だからこそ頑張らねばいけないのだろう。