謹賀新年 2016

 3日、午前6時前、晴天。曇天かもしれない。深夜外出すると、冷蔵庫の中のように寒い。併し、東京はそれでも暖かい方かもしれない。
 新年あけまして、おめでとうございます。御挨拶が遅れましたが、年末からひいた風邪が、新年の、今の今まで良くならず、ゴホゴホと咳もではじめて蒲団に臥せる寝正月となっております。ですので、近所のコンビニ(徒歩2分の距離)に行くぐらいで丸3日は遠出はしていません。まだ初詣もできません。
 併し、寝正月もわるいことばかりではなく、年末に図書館で借り受けた「ざっくりわかる宇宙論竹内薫著を読み、またGYAO!(ギャオ)のドキュメンタリー映像「神秘の大宇宙 宇宙の起源」を見ていると、なんだか世界観がひと回り大きくなったような気がしています。もっとも宇宙の知識がすこしばかり増えたからといって私を取り巻く現状に変化はないのですが、それでも気分は爽快なような気がしています。それにしても人間のはじまりが地球ではなかった、という事実は衝撃的です。それから金、ゴールド。われわれが垂涎の金は太陽系以外で製造された、謂わば外国製であったというのは、どういうことでしょうか。てっきり地球にあるものは、すべて地球製だと盲信していましたが、そうではなかった。それと、宇宙は今も、この時間も、宇宙の端は光よりも早い速度で膨張していて、どんどん伸びてしまっていて、将来ち切れてしまうんじゃないかということです。
 と、言っても、今日明日に、どうなるわけじゃないけど、いずれは破滅消滅してしまう運命というのはなんということでしょうか。また併し、破滅があれば誕生もあるのが宇宙のようで、人間の生死のように悲しいばかりではありません。
 新年早々破滅とか消滅などと縁起のわるいことを言いましたが、宇宙には縁起という人間的な観念はないようで、すべては宇宙的に壮大で、ざっくりと大らかな世界観であるようです。