未来について考える

 午前11時まえ、曇天。本日の右籾の最高気温24度。微風あり、おだやかな午前である。

 昨今、ネットの記事に穏やかならざる物が多々あり、私なりに書いてみたい。まず、なんと言ってもウクライナ対ロシア戦争のことである。

 この戦争は、一方的にロシアのプーチン政権がウクライナへ侵略していることに特色があり、ウクライナは戦線をロシア領土へと拡大していない。また識者は、もし、ロシアが核兵器を使った場合、局所的な被害ではなく、全世界へと被害が及ぶことがあると言う。全世界とは、どこと、どこのことであろうかと思う。日本へも核兵器が使われるのか、どうかはとても気になる。この戦争は、もはやロシア対西側先進国の様相をていしているが、それはおもにウクライナが使用している兵器が西側先進国が供与しているものであり、戦う兵士はウクライナ人、ロシア人であるが兵器だけ見るとロシア対西側先進国の戦争のように見える。

 ウクライナとロシアは、互いに少しも譲歩せず戦争を継続するらしい。すると、どうなるか。西側先進国がウクライナの後ろ盾になると戦争は10年は継続すると言う。その間にロシアが核兵器を使わない保証はない。

 私は、ウクライナとロシアは別の民族ではないと考えたい。事実、ウクライナとロシアの人々は婚姻関係で密接につながり、同族同士が戦争をしている状態である。

 ウクライナとロシアの戦争が終結する見込みがつかないのは、開戦したロシア人の感性とウクライナ人の感性は同一であるからと考えたい。どちらかが滅亡するまで戦争は続くものと考える。併し、一方で感性とは別に両国ともエネルギー、食糧不足の問題もあり、戦争継続ができないという情報もある。

 この戦争で西側先進国はウクライナに援助すべきではなかったかもしれない。ロシアの思惑どおりにして、ロシアの今後の動静を見守るべきであったかもしれない。このように書くと、今の日本では通用しない気もするが、ロシア的世界観の国々の人々は、今でもこのように全世界を眺めているだろうし、強権を発動してゆくと思われる。このロシア的世界観の国々と西側先進国は共通点を探りながら地道に運営してゆく以外にないと思われる。