画家の使命

 午前11時半すぎ、晴天。本日の土浦市右籾の気温5~22度。大量の花粉が飛散しそうな良い天気である。私としては、先日より痛めた右肩が原因で、右首筋に鈍痛のような違和感があり、不快感が続いている。

 ウクライナとロシアの戦争は続いている。非力な私は、世界の片隅で、何もできない。併し、念じることは、出来る。一途に平和を念じているが、ままならない。この世は、所詮、悪人天国である。〇〇〇〇は断罪されず、〇〇〇は許され、〇〇〇も生きている。声を上げることが出来ず、批判もできない。批判すると、こちらが罰せられる。大金持ちが平然と跋扈して、恥じるところを知らない。理不尽なこの世である。だれもが、しあわせにはなれない。

 併し、しあわせを求めることは出来る。画家は、世界に向けて愛をふりまく、通じない愛かもしれないが、愛をふりまくことで生きている。併し、私が描く絵には愛がない。さびしく、つらく、かなしい。

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 今の世相を反映していると言いたいが、まえから、こんなふうではあった。この木版画は、土浦市の高架下をスケッチしたもので、句画集「焦眉の風」の一枚として制作したものである。何枚になるか判らないが、百枚ぐらいは作りたいと思っている。