1983年のパステル画

 午後2時半すぎ、曇天。気温17~22度。時折小雨が降ってくる。はっきりしない天候の昼下がりである。

 昨晩は、ふと、思いついて、昔の作品が入っている箱を押入れから出して整理をはじめた。整理はおもに、小さい紙の作品をB4ファイルに入れて、大きい作品はデジタルカメラで記録する。

 上掲の画像は、39年前に描いたパステル画である。初めての描いた私のパステル画である。その後、パステル画をほとんど描いていないので、今でも唯一のパステル画と言ってもいい。描き方は、実に素直に、奇をてらうことなく、画材のパステルの特徴に沿って描いている。絵は、草原のなかに流れる小川である。心象風景で、余計な物は描かず、小川の流れの、水の光の反射を表現している。この頃は、実に絵画を描くことが楽しかった。描くたびに喜びがあり、発見があり、気持ちは充実していた。印象派クロード・モネの絵画が好きだったので、その絵画の印象がパステル画になった。