新たな木版画制作

 午後11時半すぎ、雨天。本日の土浦市の気温3~8度。終日冷たい雨が降っている。自転車生活であるので、右籾に居ては、雨降りは何処にも出掛けられない。

 今日も、一日中何処にも出掛けずに部屋に居て版画制作にいそしんでいた。下に掲載した画像は、先日制作した木版画に短句を載せたものである。

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 暗い画面で、遠くから眺めると何が描かれているか判然としない。この版画は、土浦市の新川水門をスケッチして作ったもので、句画集「焦眉の風」に収載予定の一枚である。また、次ぎの一枚も土浦市の風景をスケッチして作った。

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 私の木版漫画集「或る押入れ頭男の話」の登場人物を描いて、土浦市の風景に接続して、新たな土地への愛着を捏造しようと試みている。もっとも、日本に居ては、何処であろうと日本の風景であるので、疎外感はなく、安心はしている。茨城県土浦市は良い所である。