晩夏のひまわり

 午後5時すぎ、晴天。本日の気温26度。日中は、自転車で25分間ぐらい走ると、汗ばむぐらいの陽気であった。

 キャンバスの下塗りは、黒色系から白色系になり、それを大小のキャンバス28枚に二回づつ、56回塗った。実際、骨の折れる仕事である。併し、下塗り作業は終わりではない。白色系の下塗りが乾いたら、今度は黒色系の薄い絵具で白色系の絵具を汚すわけである。そして、その汚しが乾いたら、今度は、その下塗りをサンドペーパーで軽く研磨してゆく。それで、やっと下塗りは完成となる。

 右籾の家の、坂の下から見えていた向日葵の丘は、今は無くなった。7月、8月の一時期は、それは見事に咲き誇り、大輪の花は輝くばかりであった。なにごとも盛者必滅の理は曲げられない。

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 オレンジ色の花びらも枯れ果て、今では大粒の種ばかりの姿である。