「ねこ&いぬ岩合光昭写真」展をみる

 午後1時、曇天。気温摂氏27度。随分涼しくなった。昨日も、天候は過し易く、マキコと共に鷺ノ宮駅から西武新宿線に乗り所沢駅までゆき、その所沢の西武所沢店開催中の「ねこ&いぬ 岩合光昭写真」展を見てきた。一度、行くと心決めしていたので、実行しないと気持ちが悪く、また気軽に行ける行程なので行って来た。実際、自転車で家から鷺ノ宮駅まで10分も掛らず、また、電車の急行で片道23分、所沢駅ホームから展覧会場まで徒歩5分ほどなので、いくら出不精と云っても行かぬ道理はない。

所沢駅は大きくて、広くて、驚いた。
 西武所沢駅は、近代的で、大きく、郊外の街とは思えない立派なものであった。所沢へ来るまでの途中の他の駅の街が、こじんまりと、小さかったことも所沢の街の印象をより大きなものにしている感もあるが、併し、大きい。

所沢駅西口の2階部分から西武デパートに直接通路が伸びている。
 デパートの入口付近のエレベーターに乗り、7階の展覧会場へむかうと、エレベーターを降りたところから見渡せる7階フロアーは子供用品売り場になっていて、独特の雰囲気があり圧倒される。案内板を見て、写真展会場を探すが、要領がわるく出口にむかってしまい、また入口を探して入場した。

▲会場入口に、大きな3枚の布製の写真展示物が掛っていた。そのうちの一枚。
 NHKのテレビ番組「日曜美術館」のアートシーンを見て、今回の展覧会へ来た。軽い思いつきを実行すると、どう云う心境になるのか調べるのも、ひとつの目的であったが、若い頃とちがい、ずっしりと重い印象がある。かろやかさは軀だけでなく心もそうなのである。
 当初の予定通り展覧会を見たあとは、デパートの上の階で食事をした。とくにどこで食べる等決めてなかったが、私はミックスフライ定食を食べ、マキコはエビフライ定食を食べた。
 午後3時頃に出掛けて、午後6時半前には帰宅していた。内容の濃い日曜の午後であった。