片付け三昧

 午後0時前、晴天。気温−3〜10度。やはり、今朝も寒かった。連日の寒波でエアコンの暖房も効きにくい。明日は、また粗大ゴミを市役所に回収してもらうので、ベッドやら簡易トイレやらを駐車スペースに出している。普段は、もっぱら座職なので、うろうろと歩き回る作業は足腰に負担が掛かり、3時間ほどで一休みとなる。按摩器を使って躰をほぐさないと血行不良で気分がわるくなる。
 30日に、独居生活の父が介護施設に入った。去年の夏まえごろより家のなかの片付けは徐々に進行していたが、ここにきて拍車が掛かっている。転居ではなくで家をたたむ話であるので、気持ちが悪くなるほど物を捨てている。たぶん捨てなくてよい物まで捨てているのだろうと思う。物を捨てるのは苦痛である。しかも自分の持ち物でない物を捨てるのは躊躇することが多い。物には思い出が詰まっているので猶更である。
 私は、過去に4度転居をしているので引っ越しの要領は心得ている。併し、やはり今回の引っ越しは特別に寂しい。転居して良くなるわけではなく、マイナス極に走り込む作業なので精神衛生上も良くない。また、併し、この作業のなかで良い点を探すとしたら、どこだろうか。たぶん、この三島と云う土地の風景なのだと思う。窓を開け、外を眺めると、普通に富士山の威容がある。