夏は、怪談と戦争

 午後5時前、曇天。気温室内30度。エアコンのドライを入れて丁度いい感じである。それほど暑くない。
 昼間のテレビでは、「学校の怪談2」が放送されていて途中から見る。子供だまし的怪談であるが、これはこれでけっこう面白い。作り物が大掛かりでお金が掛っていそうで感心する。そういえば、先日2回ほどテレビで心霊ビデオなるものを見たが、これが凄く怖いものだった。たぶん作り物の合成心霊ビデオであろうが、謳い文句は本物なので、局としては本物として放送していた。これは、子供が見たら、きっとトラウマになる類いのもので、あまりいいものではなかった。
 それから、8月15日前後までは時季的に戦争ものがよく放送されていて見ていた。これも毎年のように放送されるもので年中行事になっている。戦争ネタでは日本は他国から突き上げを毎年受けて、そして、謝罪をしているが、これも年中行事になっている。24日の午前1時頃、米軍の倉庫が爆発した。箝口令をしかれたように報道が静かだ。先日は米軍ヘリが墜落して騒ぎになった。その前は、東京の米軍基地に静かにオスプレイが配備されて、併し反発は思ったよりも少なかった。いずれ沖縄には新たな米軍基地ができるのだろう。
 季節はめぐり、秋になり冬になると街はクリスマス気分に染まる。そして、新年で、おめでとうになる。
 もうひとつ。8月の中旬頃に大阪で子供二人が攫われて殺された。犯人は捕まったが、犯人は以前にも同様の犯行を重ねていて、今回の事件発生はある程度予見できたものと思われる。犯罪の質にもよるが、犯行は繰り返されると考えて予防策をとるべきだと思う。あまりにも犯罪者側の立場権利に立った考え方では市民は安心して生きていけないだろう。たとえば犯罪者には再犯防止策として体内に識別チップを埋め込むとか、江戸時代のように島流し、遠島にして一般社会から隔絶した街で暮らしてもらうなど犯罪防止に実行性のあることをしていかないとならないと思う。