戦争は反対 !!

 午前11時過ぎ、晴天。今日も30度以上の真夏日になりそうである。戦争映画「フューリー」を3度見て思うことは、戦争に勝者はいない、と云うことである。敵を打ち負かして勝ったと思っても、生き残っても、勝ったことにはならないと云うことを知らされる。
 戦争は、実は戦争になるまえから始まっていて、いかに戦争になりそうな事柄から手を引くかに掛っている。これは、一大難事である。翻って考えるに、いま日本はまさに、その戦争になりそうな事柄から手を引こうとせず、手を染めようとしている。戦争をしない方法は、相手を許して、すべてを与えることしかない。つまり国家が守ろうとしている国民の生命と財産を手放しで与えないかぎりは戦争は無くならない。阿呆らしい堂堂巡りのような塩梅になってきたが、どちらを選ぶか。それとも中間のところを選ぶか、であろうか。すべての国は中間の立場で運営している。
 何故、争いはなくならないのか。大多数の人たちは、与えない人たちだからか。許さない人たちだからか。私は、特定の宗教に熱中していないが、宗教者的観点でなくとも、このぐらいのことは判る。併し、人々は何故わからないのであろうか。
 願わくば今が戦前であった、などと云うことにならないように内閣にはしっかり国の運営をして頂きたく思う。まっさきに死ぬのは、非力な者、若者たちであろうから。