原発事故と、その後。

 午後9時すぎ、雨天。気温摂氏19度。晩春である。台風2号も日本列島に接近しているようで、これから雨が激しくなってゆくと思われる。日曜日は終日雨降りで外出もできない。
 それはそうと、木版漫画支援会でご支援頂いた方々には御礼申し上げます。窓外では雨足も強くなり嵐の様子ですが、わたしの方ではこころ穏やかです。
 話はかわって、原発関連の話題であるが、芸能界では原発反対の声をあげるのは禁忌のようで、先日タレントのひとりが芸能事務所をやめた。タレントは原発に反対であったが、反対と言えない世界は恐ろしいもので、もし漫画の世界でも原発反対を言えなかったとしたら、どうであろうかと思う。誰からも反対されない者は、きっと何の自己反省もなく暴走してしまうに決まっている。いや、すでに暴走しているのは原発の釜のなかで、その暴走しているものにたいしてもノーと言えないとしたら、どうであろうか。もっとも、芸能界と云う一般社会ではない世界での出来事で是非もないのであるが、家庭のテレビから流される情報は芸能界(ニュース・報道番組を含む)と云うフィルターを通しての情報であるからよくよく注意していないと洗脳されてしまう。