支援会の話

 午前5時前、雨天。気温摂氏13度。初夏のような陽気から一転冬にもどったような寒さである。
 このほど、木版画、木版漫画の制作支援と云うことでさまざまな方々にご厄介をお掛けすることになり、誠に恐縮である。併し、私どものほうも今、首の皮一枚で命が繋がっているような按配で、もし、これがうまくゆかないと木版漫画の存亡にも関わってくる大事な場面なのである。
 大震災で被災された方々には心から同情もし、また震災の影響は私どものつくる木版漫画にも波及してくるようで、ほんとうに震災は人事ではないと実感しております。・・・半年先には、あたらしい木版漫画の冊子を手にしておれたらいいなと思っています。