昔の銅版画

 午後1時まえ、晴天。本日の土浦市右籾の気温5~19度。やや風がある。陽だまりは暖かい。併し、日陰は寒い感じがする。やはり、秋である。

 最近、20年以上まえに作った銅版を印刷している。どういうわけか、それらの銅版は制作途中で手を止めて、印刷していなかった。たぶん、作品の精度に納得がいかなかったようだが、いま見てみると、それほど悪くはない。

 多面体の骨格の図形である。記憶が曖昧で、この図像の出典は不明である。たぶん、どこかの図録から採ったものだと思うが、今となっては、これを作ろうとした動機も不明、作品として、どういう展開をしてゆくのかも不明である。この頃は、細かな切り出した銅板を集めて作品化していたので、これもコラージュを作る要領で作ってゆくのだろうと思う。