句画集「焦眉の風」制作➁

 午前10時48分、晴天。本日の右籾の気温2~17度。今日は、良い天気である。朝から暖かい。良い天気だと、幸せを感じる。

 句画集「焦眉の風」の木版画制作は順調である。前回掲載の句は、暗い感じの句ばかりであったので、今度はすこし前向きな、力強い句を木版画に載せてみた。

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 句は、「耐えて生きぬき 天啓を待つ」である。木版画と、うまく合っているか、どうかと、云うところであるが、他の句でも合いそうな気もする。「私だけ ひとり」でもいいし、「内出血の想い」でも合いそうである。画面に登場する人物の設定が暗く、うしろ向きであるので、明るい、力強い句よりもよく合う。

 木版画の風景は、土浦市の右籾の田園地帯を通る自動車道路(土浦竜ケ崎線)付近の風景である。土浦竜ケ崎線と交差する道路は、アスファルト舗装してあるが、農道のような細い道で、隧道(トンネル)がある。この道は、しばしば散歩に使っている道である。画面の手前には小さな墓地があり、道向こうの樹木が茂る所にも墓地がある。右籾集落は、一塊の墓域が点在する村であったらしい。