ウクライナ侵攻

 午後1時ごろ、晴天。本日の気温-2~12度。今は風がつよい。わりあい気温が高くても寒く感じる。

 ロシアがウクライナに軍事侵攻した。戦争は、いかなる場合であっても良い解決方法ではない。

 アメリカは、ロシアのウクライナ侵攻にたいして100%ロシアに非があると言っている。今回はウクライナに非がないように見える。では、だれに非があるのだろうか。

 今回の戦争も、誰かが裏で糸を引いている気がする。ソ連崩壊のときの約束を反故にして、ソ連離脱組の国家のNATO加盟を認め、また、ウクライナの加盟も俎上にあがっていた。ロシアにしてみればNATO包囲網が完成して、完全にロシアの勢力を封じ込められると思ったわけである。

 アメリカは、いつも正義ではない。少なくとも大東亜戦争突入当時は、日本の勢力を削ごうとしてABCD包囲網を敷き、日本を戦争に突入させた。そして、日本を破滅させ、今でも事実上の占領を継続している。北方領土終戦間際にアメリカとロシアで密約をして、日本には相談もなく勝手に割譲した状態になっている。だから、未だにロシアは北方領土を自国の領土だと思い込んでいる。自国の領土だと主張すること自体が正義に反している証拠であり、北方領土がロシア領ではない証拠である。アメリカは正義ではない。ロシアも正義ではない。

 併し、ここで考えを進めてみれば、なぜ、ロシアは勢力を維持しようとするのか、である。ロシアが一国で、世界で一番の勢力を持ち続けようとするのは時代の趨勢に反している。勿論、アメリカが世界で一番の勢力である必要もない。要点として、どの国が、どこが、なにが基準となり、なにが中心であるべきなのかを考える必要がある。

 もう、そろそろ時代錯誤な戦争をするのはやめて、人々は纏まり、個人的な恐怖と毅然と戦うときである。