やはり・寒い朝

 午前5時半頃、雨。気温2度。今日の東京地方は最高気温が5度である。朝方の4時頃目覚めたが、暖房の切れた部屋はひんやりしている。
 昨日は、朝から病院へ行き検査結果を聞いてきた。多少不安はあったが、案に相違して別状なく、やれやれである。併し、加齢による軀の衰えは否めず、やはり多少の健康不安はなくならない。
 ネットのニュース記事を見ると、タレントの鈴木奈々さんは28歳と若いが、乳がんを心配して検査を受け、無事に陰性であったらしい。まあ健康不安があれば、何歳であろうが当然それなりの処置はしたほうがいい。たしかに検査に時間を割くのは、時間とお金が掛り負担は相当なものである。特に時間の掛かり具合は、他のことに比べ格段に時間が掛る。併し、検査をせずに放置すれば良い結果は待っていない。
 私の場合は、年少の頃より多少疾病恐怖症の傾向があり、すこしでも軀に異変を感じたら何を措いても病院で検査をしてきた。だから多少は自分の軀のことに詳しくなったが、併し、この軀のことばかりは歳をとるごとに加齢により更新されるようで、なかなか過去の経験が参考にならないことが多い。人生は多難である。
 木版漫画「羅生門」は相変わらず雨版の彫版から抜け出せない。当分この作業に掛りきりになる。