油絵制作

 午後10時半、晴天。気温摂氏12度。風邪が治ったと思ったら、また風邪からくる頭痛がしている。そう言えば、寝ていて軀が冷えて寒かったような気がする。
 若干の頭痛を抱えながら、いろいろなことをしている。ひとつは歴代の天皇家系図を紙に書きだして、その紙を糊で継いで簡易な巻物のようにしている。今のところ桓武天皇のところまできた。この時代の天皇家には家族が多くて書きだすのに骨が折れる。
 また、数年前に描いた4号サイズのキャンバスを出してきて加筆をしている。これは未完成のままにしていたものを、また描きだしているので加筆ではなく、制作の継続と言ったほうがいい。驚いたことに油絵の描き方を忘れていて、それには我ながら唖然となり、またおかしくもあった。老化は軀だけではなく、頭脳のほうもくるようで、それが目新しくおもしろくもある。