映画「自転車泥棒」を見る

 17日、午前2時前、曇天。気温摂氏17度。涼しいと言うよりも、寒い。
 16日、早朝の関東地方は台風26号の影響で凄いことになっていた。そのさなか私はDVDで映画「自転車泥棒」をはじめた見ていた。もっと早くに見てもよさそうなものであるが、今になってしまった。この映画は貧しい父親と男児が街を彷徨う映画で、見ていて辛く、併し最後まで見ずにはおれないものになっている。映画鑑賞後、あの親子(母親もいる)たちはどうなってゆくのかと他人事と思えず考えさせられてしまう。そう、これは他人事ではなく自分たちのことで、これからどうやって暮らしを立てていけばよいかと途方に暮れてしまう話であった。
 オークションでは相変わらず安いDVDを買っている。「自転車泥棒」にかぎらす世界の名作映画などを買っているが、チャップリンの「ライム・ライト」「モダン・タイムス」「殺人狂時代」は一枚あたり108円(送料込)で入手でき、「風と共に去りぬ」「嵐が丘」「片目のジャック」「市民ケーン」なども同額で入手できた。