不安定な生活

 午前8時ごろ、曇天。気温摂氏21度。寒くはないが暖かくもない感じである。このところ、2週間ほどまえより自律神経が変調をきたしているようで体調不良が甚だしい。・・・先日から、25年ほどまえの日記を読み返しているが、日記には制作活動と日常生活との両立が如何にむずかしいかが書かれていて、昔も今も苦悩の質も量もほとんど変わらないのだなぁと思った。それと日常生活の質の向上は、以前は四畳半ひと間、便所、流し共同のアパート暮らしであったが、今は六畳ひと間に台所三畳ほど、トイレつき、玄関つきである。多少よくなったが満足と云うわけにはいかない。併し、現状を改善するには私を取り巻く状況はわるく、現状を維持するだけで手一杯である。
 マイナス思考の社会学系の本を読んでゆくと、もう自分の人生は終わりのよな気がしてくる。たしかに日本の景気はわるく無産者たちの暮らしは悪くなる一方である。派遣切りやネット・カフェ難民やホームレス、生活保護など暗い気持ちになる話題はつきない。たしかに私の生活もそれらの状況に隣接している。
 しかも、今は大震災後の日本である。本の刊行年は2007年で大震災前である。状況はあきらかに悪化しているはずであるが、テレビ等では被災地のみがたいへんで、もともとたいへんであった困窮者たちには目がいきにくくなりつつあるようだ。地震があっても、なくても自殺する者は減らない。
それと、私のところではテレビが7月末から見れなくなる。いよいよ新貧困時代に突入するようだ。これからは不況のニュースすらテレビでは見れなくなってしまう。