木版漫画進捗状況と他

 午前8時半ごろ、晴天。気温摂氏4度。かなり寒い。吐く息が白くなっている。最近は朝方生活になっている。
 木版漫画「唐傘奇譚」の彫版は15枚目に入っている。このぶんでゆけば年内には出来上がりそうである。併し、雑誌等の発表は早くても来年の春以降になる。
 この頃は、加齢によるものかいよいよ身体のあちらこちらに故障がきている。車で喩えるとスクラップ寸前の感がある。今の時世だとすぐに新車にのりかえて廃車にされそうである。・・・それから、ときとして実にばかばかしいほど些細な身体の故障が気になるが、家庭の医学の本のような家庭の加齢学とでも云うべき本はないものだろうかと思っている。・・・つまり、子どもから大人の身体になるときのあらゆる変化のように青年から老人の身体になるときのあらゆる変化を記述したもの。これがあると助かる。私の近くにはしたいし老人がいないので身体について聞くことができない。聞くことができると随分気持ちが楽になるのであるが。