家庭菜園

 午前10時半ごろ、晴天。気温14度。日当たりに出ると暖かい午前である。庭にある芝生やプランターの野菜の苗、鉢植えの草木に水をやる。小さな如雨露とバケツで水遣りをしているので、何度も水道蛇口のところへ行ったり来たりして、息が上がる。

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 近所にホームセンターがなく、延々と自転車を走らせてプランター鉢や園芸土を買いに行っているので、10個のプランター鉢を揃えるだけで半月以上掛かってしまった。ホームセンター「山新」の対応は冷淡で、自転車での客は、客のうちに入っていない対応である。本来は「山新」にも商品の配送サービスがあるはずであるが、言を左右にして配送をやりたがらない。無理にも配送を依頼すると、商品の到着は、ひと月後であるとか、今は人手がたりないから出来ないとか言って配送をしたがらない。「山新」の悪口を言っても詮ないのでやめるが、併し、「山新」は丁寧な店ではない。

  さやエンドウ豆の苗の手入れをして気を落ち着かせている。この苗は「山新」ではない他の、やはり遠いホームセンターへ行って買ってきた。この時も自転車であったので大儀であった。どちらにしても右籾は不便である。

 うっかりプランター栽培をはじめてしまうと、たいへんなことになる。プランター栽培など、ただ単にプランターのなかに土を入れ、野菜の苗を入れれば育つと思っていた。併し、実際はちがい、プランターの底には小石をひき詰め、腐葉土赤玉土を混ぜたものを入れ、場合によっては野菜用の化成肥料も入れ、そして、ようやく苗を植え付けるのである。それから、水やりは、きまって朝早くにやらねばならず、それも毎日やるそうである。しかも、水はただの水では駄目であり、水道水は一度天日に6時間以上晒して塩素成分を除去する。水道水のほかには雨水も最適らしいが、雨水など入手は困難である。今日まで、塩素のことは知らなかったので、塩素入りの水道水を与えていた。これからは塩素抜きの水をやらねばなるまい。