土浦移住

 午後5時半、晴天。本日の最高気温11度。日が落ちると、すぐに冷え込んでくる。

 今日は、正午に自転車に乗って新川に行き、バス釣りをしてみた。併し、川岸は寒く、やはり、冬は釣行にはむかないと実感した。キャスティング10回ほどで竿をしまって、釣行終了にした。土浦のアパートから新川までは自転車で10分ほどであり、いつでも行ける安心感から気軽に釣行も終了できる。東京にいる頃は、こうはいかなかった。東京では、すべてが大仰になり、バス釣りはおろか、海釣りも気軽にできる気がしなかった。勿論、渓流釣りなどは奥多摩川まで行かねばならず、ちょっとした小旅行になってしまう。併し、今は気軽に、いつでも釣りができる。もっとも、簡単に釣れる釣りではないが、散歩と健康増進を兼ねた釣行であるので釣果は気にしていない。

 昼過ぎは、マキコと共に自転車に乗って、近所を散歩してみる。

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 上掲の写真は、広々とした蓮畑に向かう道のところの常磐線の踏切である。踏切の場所は、木田余(きだまり)城跡付近である。この近所には、木田余城城主であった信太範宗(しだのりむね)の墓所もある。そして、冬の時季では枯れ田のような蓮畑が住居のよこで散見できる。

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 枯れ、衰えた、蓮の茎の佇まいも趣がある。コロナ禍を避け、疎開するように来た土浦であるが、今の、私たちの心持ちに相応しく、しっくり来る。