被害誇大妄想はつづいて

 午後5時半すぎ、曇天。気温24度。暑くもなく、寒くもなく、快適な気候になってきた。しかし、やや湿気がある。

 連日の韓国関連の話題で、多少辟易もしてきたが、併し、韓国勢を放置しておくと際限もなく世界中で虚偽、誇大な宣伝してゆくので、ここは、日本政府として韓国対策チームを立ち上げて反日宣伝に対抗する機関をつくってもらいたい。

 韓国は「慶南地域日本軍『慰安婦』歴史館」をつくるそうである。またか、と思う。慰安婦を連想させる少女像を各地に作っているかと思えば、今度はこれである。被害者意識を拡大し、ほとんど妄想の域まで達していることに気がついていない。いや、気づいていながら、あえて反日意識を拡大し政治利用している。

 たとえば、日本だったら、日本人の慰安婦像をつくるだろうか。日本軍の従軍性従事者はほとんどが日本人であり、韓国、朝鮮、中国、その他アジアの女性もいたであろうが、ほとんどは日本の女性であった。日本の女性は「慰安婦歴史館」を望んでいない。「パンパンの像」など恥ずかしくて、たまらない。日本女性は顕彰されたり、英雄視されたり、被害者あつかいされることを望んでいなかったからである。生活のために売春していて、被害者として祭りあげられたり、またはテレビで英雄視されるのは耐えられないだろう。日本人の感覚では、こう云うことは、そっとしておくのが情けぶかいとされている。併し、韓国ではちがう。恥ずかしいことが、恥ずかしいこととして認識できず、金銭を要求したり、謝罪されるなら、なんであってもしてもらいたいと云う考えである。恥の概念が希薄なのか、または無いのか判らないが、やはり、日本としては韓国とは係らないほうが得策かもしれない。日本は、元来金銭だけを求める国ではなかった。時として生命さえも思想と引き換えにしてきて国である。