続「羅生門」印刷作業

 午後4時前、玄関口横の棚の上に置いてある温度計は、まだ36度の目盛まで赤い線が昇っている。併し、少しの時間だけなら外にいても暑いとは感じない。もっとも、冷房で冷え切った軀で、暑さが瞬時には判らないだけだろう。
 木版漫画「羅生門」の印刷作業は、当初考えていたようには進まず、一日一枚と云う超スローペースになっている。しかも2日刷って1日休み、また2日刷るを繰り返そうと考えている。今は、16枚目を刷ったところである。
 先日の、21日、22日は、ほんとうだったら上野へ行き、展覧会を見たいところであったが、連日あまりに暑く、日中の外出は断念した。