寒い朝

 午前6時半頃、曇天。気温摂氏−0.5度。東京と言っても、やはり寒い。テレビを見ているとダブルケアなる言葉に接し愕然となる。ダブルとは、育児と介護のことで、どちらも重いテーマである。私のところでもいよいよ介護問題に直面してきたが、、テレビの方は重度の認知症の母親に苦労している。また育児もひと通りの苦労をしている。ひとりの女性がそれらをみているが、客観的に見てもひとりの人間が背負う許容量を超えていると思った。併し、実際誰からも手助けはなく精神的にも孤立しがちになっている。
 木版漫画「羅生門」のトレペ写しは23枚目に入っている。体調は神経的に不調で、軀にあらゆる症状が出ているが、それを殆んど無視して仕事をしている。無視して仕事をすると、だんだんと軀が良いときの調子を思い出してきて、かえって快方にむかうようである。勿論、仕事のしすぎはよくない。