北海道新聞に掲載 !!

 午後11時すぎ、曇天。室内気温摂氏22度。併し、肌寒さを感じる。
 青林工藝舎から郵便が届き、開封すると北海道新聞が入っていた。何かと、訝しく新聞のページをめくると、そこには単行本「或る押入れ頭男の話」の記事が載っていた。

北海道新聞 夕刊 10月1日「土曜カルチャー」の「まんが最前線」に大きく掲載されている。
 このほど記事を書いてくださった漫画評論家の阿部幸弘氏には心より感謝である。拙著にいたして過分の取り扱いで誠に恐縮である。併し、記事にある「競争社会から降りる安堵感」には、はっとさせられた。実際、押入れ頭男は創作上の人物で私とは別人であるが、併し共通点も多い。今回指摘の「競争社会から降りる安堵感」は成程と首肯した。押入れ頭男は淪落の世界にあっても幸せであったのかもしれない。