木版漫画集「或る押入れ頭男の話」制作快調 !!

 午後4時前、曇天。室内気温摂氏27度。暑さもひと段落して、2、3日まえにくらべて随分過ごし易い。
 新しい単行本の「或る押入れ頭男の話」の制作が快調である。今は、カバーの印刷校正をして、次の作業に掛るところである。刊行されて書店にならぶのが楽しみ。
 映画「禅」をみると、道元禅師が只管打坐を説き、内なる仏をみよ、と言われている。わたしも考えてみる。幽明境を異にすると、なるほど淋しいものである。併し、内なる仏をみるように、内に故人を感じれば寂しさも幾分やわらぐものである。いつでも思っていれば忘れることもないし、はなれることもない。