新型肺炎3

 午後6時まえ、曇天。気温13度ほど。外出しても、ふるえるほどではない寒さである。

 薬局にティッシュなどを買いに行く自転車で、ときおりゴホゴホと咳が出る。勿論、マスクをしているが、当節では咳き込むだけでひと目が気になる。私の場合は花粉症の症状からくる咳であるが、他人から見れば区別はつかない。なるべく、ひと前では咳をしないように耐えている。

 中国が新型肺炎の感染として、エアロゾル感染の可能性を指摘した。これは、ほとんど空気感染に近いものだろう。窮地に立っている中国が言うことであるから、この場合は本当なんだと思う。事態は深刻で、たいへん厄介である。日本政府も中国の忠告を肝に銘じて、日本の経済活動を一時停止すべきだと思う。できればひと月半ほどの間、中国のように外出禁止、もしくは外出制限をするべきである。ウイルスは国籍、人種に関わらず攻撃してくるので、今回は日本の歴史に残るような果断な処置が必要であり、それをしないと日本は滅亡する。滅亡といかなくとも、少なくとも今の内閣は崩壊するだろう。その後には、何万人という死者が出て歴史に残ると思う。そうならない為にも果断な処置をするべきだと思う。

 日本の会社のなかには、在宅勤務やテレワークを選択する会社が出始めている。これは感染防止であるが、将来的に就業形態の選択の幅をひろげるためにも良いことであると思う。こうすれば外出禁止や外出制限を受けても対応できそうであり現実的である。兎に角、いま民間人にできることは、全員が常時マスクを着用すること、そして、集会などには参加しないことである。密閉空間だと覿面に感染するので、電車やバスの乗車も控えたほうがいい。併し、実際に通勤している者は、そうも言っていられない現実もある。実にもどかしい。