謎の通信

 午前11時、曇天。気温2~9度。寒い。台所にいても、寒くて立っておられず防寒着をきこむ。

 我家の電卓から、謎の通信が届いた。

 「FF」と「8」は読めるが、あとは判らない。たぶん、宇宙からの交信だろう。電卓は、CAボタンを押すと、普通に計算ができるので、異状なし、とする。

 世の中、つまらない出来事が多いから、せめて、このときぐらいは妄想を逞しくして遊びたいものである。理不尽なこと、不公正、不平不満な出来事は枚挙にいとまがない。是正したくとも、できない。我慢するしかない。ひたすら我慢して、その先にあるのは空虚だろうと思う。併し、今は耐えて遣り過ごすしかない。