「羅生門」補正版制作

 午後4時半頃、曇天。気温23度程。過ごし易い。いい季節になってきた。これで台風がこなければ最高である。
 近所に、スーパーマーケットのサミットが10月2日に新規開店した。早稲田通り沿いは、これまで閑散としていて、近年、居酒屋「天狗」も閉店して淋しくなっていたが、これで、すこしは挽回できそうである。一階は広い駐車、駐輪スペースがあり、二階へ上がるのにエスカレーターとエレベーターがあって、この本天沼近辺ではありえない設備である。しかも、売場面積も駅から遠い立地条件の割に広く、品数も豊富で、利便性が高い。しかし、多少残念なのは西友に比べてパスタソース「青の洞窟」の値段が高い点である。その他は、西友、文化堂に比べてあまり遜色ないように感じる。このサミットの在る交差点はイオンスーパー(小規模店舗)、セブンイレブンと三店舗も出来たことになり、客の取り合い、消耗戦になっている。
 さて、話題を変えて木版漫画「羅生門」である。先日、この作品の版下を作っていると、15枚目の原画が、縦寸法で12ミリ程短いことが発覚。あっ、と刹那、慄然としたが、併しすぐに思い直して、まあ、短いままでもよかろうと思い、また、いやいや、変である、とまた思い、では、と考えた。もう一度、版を作り直すしかないのは、はっきりしていた。たいへん面倒であるが仕方がない。面倒と思う時点で創作意欲の減退を露呈しているが、これも、ひとつには加齢によるものかもしれない。

羅生門15ページ目の下の段の修正版の2コマ
 と、云うわけではあるが、併し「羅生門」の制作は進んでいる。