選挙にゆく

 午後11時前、晴天。気温摂氏17度。このところエアコンの暖房をつけずに過ごしている。午後6時頃、マキコとふたりで近所の第9小学校へ行き、区議会議員選挙の投票をした。今回は、選挙の争点がこれと云って強く感じられなかったので、犬猫の殺処分問題をすこしでも取り上げている候補者に投票をした。杉並区で言うと、犬猫問題に関心がありそうな立候補者はふたりだけしかおらず、あとは人間に関してどうだこうだと言う人ばかりで、犬猫の視点からみると絶望的な選挙戦であった。実際、犬猫にとって今の日本は住みやすい所とは言い難く、飼い主が不確かなのら猫は捕まってガス室に送られ、飼い主がいなくなった犬は新たな飼い主が見つからなければ、やはりガス室に送られている。ガス室ガス室と連呼したくないが、これが現実である。犬猫の殺処分問題はひと事と云うことにして直視したくないが、やはり生き死にの問題である。自分になにができるか。たぶん殆んど何もないと思う。併し、声をだしてゆきたい。
 弱者にたいして、やさしい社会をめざす。犬猫にやさしい社会なら、たぶん人間にたいしても、やさしい社会ではないだろうか。