中間的な日々

 午後3時半すぎ、曇天。気温摂氏20度。連日の猛暑もひと段落して今日は過ごしやすい。
 この頃は、中間的な日々になっている。創作的な日々ではなく、ぼんやりと日々を送っている。併し、まったくの非創作的な日々ではなく、とにかく読書はしている。また併し、創作とはいっけん関係なさそうな心霊物や実話怪談を読んでいる。こう云うものを読みながら芸術と云ったものもあったなと私にとっての芸術の意義についてぼんやり考えている。私と芸術には、距離が出来つつあるようだ。いや、今までも、或る一定の距離はあったのかもしれないが、今回の距離は以前のよりもは幅がある。併し、芸術と縁が切れてしまうこともないだろうと思う。これは宿命と云うよりは体質に近いものであるだろう。
 私は、夏休みのような気持ちで中間的な日々を過ごしている。