諸星大二郎漫画をよむ

 午後9時すぎ、曇天。気温摂氏26度。この頃は早起きである。午前6時には起きだして、週に4日はハードに軀を動かして汗を流している。こまま続けてゆくと筋肉質になってしまう。すると思考も筋肉質になって神経も筋肉質になるかもしれない。
 先日、諸星大二郎の漫画本を古書店で購入して初めて読んだ。正確には雑誌「幽」掲載の漫画6ページは読んでいたので、まるっきり知らないわけでもなかった。併し、氏の単行本一冊を読んでみると、その世界観がよくわかってたいへん好感がもてた。体質的に合うと思った。何故、47歳になるまで読んでいなかったかと悔やまれる気がした。
 今日は午後、つよい日差しのなか麦わら帽子をかぶって高円寺の円盤に納品に行った。街で麦わら帽子をかぶっている人は私だけで、なにか奇態な恰好をしているような錯覚に陥る瞬間があった。今では下駄を履いたり和服の着流しなんかでうろうろすると不審者扱いされる空気が世間にながれている。