秋から冬へ

 午前2時半すぎ、曇天。気温摂氏15度。昼夜逆転の生活で、夜の九時すぎに起床し、ごはんを食べている。この頃はめっきり夜が寒くなって軀にこたえ、エアコンの暖房を入れている。まるっきり冬の虫たちのように私の軀のあちこちはギシギシと脂がきれたようにうごかなくなり往生している。
 こう云う不具合続きの軀ではあるが、むかしの版木(原版)を押入れから出してきては彫刻刀で手を入れ、再度手刷りを試みる。また、手つかずに紙袋に入れたままになっていた「或る押入れ頭男の話・ゴミ屋敷」の木版画(原画)に手彩色を入れたりしている。
 オークションでDVD「ふたりの女ソフィア・ローレン出演(1960年)を安価にて入手した。これはカバヤ食品食玩と云うのか、紙のDVDパッケージのなかにDVDと共に小さなガムが一枚だけ入っているもので、何故カバヤ食品なのか不明であるが、とにかく「ふたりの女」が見られるのは有り難いかぎりである。