むかしの版画を再び制作

 午前8時、雨天。気温摂氏16度。こまかい雨が降っている。昨夜はめずらしくテレビで野球を見ていた。日本シリーズ戦も3日でいよいよ決着がつき、悲願の楽天が日本一になった。思えば球団創立からしばらく毎年成績の振るわなかった楽天が、まさかの優勝、日本一になるとはゆめにも思えないことであった。しかし、めでたい。楽天はいつも調子がわるかったので私としても心のなかで応援をしていたので嬉しいかぎりである。
 話題はかわり、版画である。ヤフーオークションの出品料が0円となったので、ここぞとばかり猫の木版画を出しまくっている。と、言っても、今のところ65点の出品で、6点が落札されただけであるが、値段を高く設定してあるので、おいそれとは入札もされず落札もされない。
 押入れや、棚の奥をがさごそしていると、まるっきり忘れていた版画が数十枚出てきて、そのなかの着彩のないものに水彩絵具で色つけをして、サイン、落款を入れて出品してみた。版画を手刷りしたわけではないが、出来上がった版画をみていると、しっかり仕事をしたような気分になってきた。