新年を迎える

 午後0時半頃、晴天。気温摂氏7度。新しい年を迎えることができて、幸せである。そう感じることができるのは年齢を重ねてきたからだろうか。去年はさまざまな事があり、めまぐるしい一年であった。どうか今年は平安で大禍のない年であるようにと切に祈願する次第である。
 去年の終り頃から、三島由紀夫著「英霊の聲」を読み、その小説に使われている言葉を拾い出して勉強している。普段から不勉強であったので相当の苦労をしているが、これはこれで遣っていると楽しくもある。三島は他の作家とちがい、難しい漢字(漢語)を使っていても中学生がつかう国語辞典に掲載されている言葉のレベルに抑えているふしがあり、やはり凄いな、と感心している。