もう1人のわたし

 5日の午前1時半すぎ、小雨降り。気温摂氏19度。28日に前立腺炎を罹病して薬を飲み、木曜日、パソコン教室に出席して具合が悪くなり早退、金曜日は欠席、土、日曜日の休日に三日間ほど臥せて、月曜日、火曜日とパソコン教室になんとか通って、どうにか椅子に座って講義を聴いていた。体調はすこぶる悪く、とても勉強どころではない。併し兎に角、通っている。パソコン教室通いは一度決めたことなので、節は曲げたくない。多少の体調不良では欠席の理由にならず無理しているが、また併し、これは本当の自分の姿であっただろうかとも思う。この方向性で、私がここまで頑張る義理もない筈で、すこし妙な具合になってきている。
 つまり、いま現在ほとんど休眠状態になっている本来の私から、ちらと見ると、随分へんなことをしている人のように見えるのである。併し、これも時勢のためでもあり如何ともしがたいものである。ただ、今は、あと二週間だけと云う時限つきのもうひとりの私を私が眺めだしているのである。