木版漫画「時計のネジ」改稿

 午前1時半ごろである。睡眠不足で頭がぼんやりしている。昨日は一日かけて木版漫画「時計のネジ」の改稿作業をやった。私の木版漫画は木版画にくらべて彫刻刀でおこなう製版に多少彫り残しが余計にあるので、木版画の製版のように慎重にさらってみた。出来栄えは上々である。今度は色版を水彩絵具から不乾性の中性顔料にかえて、さらに新規に版を彫りなおしをと思っている。
 私は、やはり、こんなふうに絵のことをあれこれ考えているときが一番しあわせであると思う。たのしい、と云うのは、こんなときの気持ちを言うものであると思う。