藤宮史版画展覧会

 午後2時、晴天。本日の右籾の気温-2~11度。やはり、冬らしい気温である。寒くて、なかなか外出できない。併し、昨日は、土浦市冨士崎に在るシークセールへ行ってきた。

 小規模展覧会であったが、店舗のなかに展示されている風景はうれしい。多くの人たちにご覧頂きたいと思う。


会期は、今月いっぱいまで延長されたので、是非お越し頂きたい。

霧のなかの右籾

 午前10時半まえ、曇天。併し、雲のあいだから陽が差している。右籾の気温4~13度。

 今日の右籾は、早朝幻想的な風景がひろがった。

 百メートル先が見通せない感じである。家の庭つづきの畑でも、

 ご覧のような具合である。五十メートル先が霞んでいる。三年この地に暮らしているが始めてである。

土浦市の「シークセール」で展覧会

 午後5時、晴天。気温-3~7度。早朝は、右籾の路面も凍る寒さである。風もつよく、寒い。耳当てのない耳は、ちぎれてしまうのでは、と思うぐらいに寒い。瞬間的災害級寒波である。

 土浦のシークセール(土浦市冨士崎)で展覧会をしている。会期は2024年1月14日~2月12日である。お近くにお立ち寄りのおりは、お越しください。

 

コロナ後の世界

 午後1時まえ、曇天。本日の右籾の気温0~9度。右籾も、冬らしい気温で、寒い。台所に立っただけでも、しっかりと冬を感じられる。

 最近は、私は他人と接することが多く、人々がコロナの後遺症に罹患していることを実感している。後遺症は、おもに知能に関する点で、多数の人々に「頭脳の霧」症状があると思っている。もっとも、これは人々にもともと「頭脳の霧」があったのか、それともコロナ罹患後もしくはコロナワクチン接種後に後遺症が出ているのか判然としないが、兎に角、顕著な症状が出ていると実感している。症状は、男性にも女性にもあるが、とくに女性の症状が強く出ている気がする。

 或る女性のひとりは、電話での会話が成立していない。こちらに伝える内容が曖昧で、女性が受けた感情の話をしてくる。私は或る場所で電話の取次ぎをしているが、女性は或る人物に電話をしたが繋がらず、或る人物の留守番電話に女性が電話をした旨が記録されているから、きっと或る人物から電話が掛ってくるだろうとのことで、そのことを私に伝えてきたのであった。私は、掛かって来た電話を転送することをしていたが、或る人物が私のところへ電話して女性へ転送すればよいだけで、女性が事前に私に或る人物への電話をした件を伝えるのは意味がなかった。

 また或る女性は、新たな突発的な業務の負担から慌てて私のところへ来たが、これも意味がなかった。私は或る所で出入管理をしていたが、別の個所で出入管理の必要が発生したが、その負担から慌てて相談だか、四方山話に来たが、何しに来たのか意味不明であった。不安は、おもに外部に接しているオートロック式の扉らしく、それが自動に施錠され、外部から開かなくなる不便にたいして、なにか妙案はないかと訊いてきたが、閉まる閂にガムテープでも貼ってみたらと言っておいた。

 また或る別の女性は、・・・書くときりがないほどである。いくらでも「頭脳の霧」症状の人はいる。症状のない人のほうが少ない気がする。

 もっとも、私もコロナワクチンを二度打って「頭脳の霧」症状を実感しているので、これらのことも、すべて私から見える世界の話で、私の言うことも霧の中かもしれない。 

新年には、なった。

 午后0時まえ、晴天。右籾の気温-2~10度。右籾の冬は、やはり寒い。東北の玄関口の感じである。明日の朝も寒い予報である。春が待ち遠しい。

 今年は、新年早々能登地方が地震にみまわれて散々である。今なお被災地では復旧の目途は立たなく、被災された方々にはお見舞い申し上げる。

 なにか出来ることはないかと思案したが、私は遠方に居て、しかも非力故に、ただ祈ることしかできない。私たちに出来ることは、慌てず、淡々と、日常をこなしてゆく以外にないのかもしれない。それが被災地を応援することになるのだと思う。

 私に出来ることは版画ぐらいしかない。だから、版画を彫ってみた。

 上掲の画像では半分ぐらいの彫りであるが、実際の版画は、もう手刷り印刷も済み、インクを乾かしている。あとは手彩色を施して完成である。

 版画は、日輪を目指して昇る龍の図である。今年は辰年であり、また私の干支も辰であるので彫ってみた。今年も、登り龍のように、元気に一年を過ごしたいと念じている。特に、今年は無事に過ごせることの有難さを感じている。