漫画雑誌「架空」9月号

 30日の午前2時半前、就寝まえである。29日に漫画雑誌「架空」が編集部から届いた。今号には私の漫画も掲載されている。今回の物は、猫物ではなく、また押入れ頭男物でもなく、銅版画を使ったネガティブな方向性の7ページの物である。私は、この銅版でつくった、実験的で、賛同者があまりいないと思われる銅版漫画を掲載してくれたセミ書房編集部に感謝の気持ちでいっぱいである。
 23日以来痛めていた腰はどうにか日常生活が送れるほどには恢復してきている。自転車での遠乗り(高円寺行き)もノロノロ運転なら難なくこなせるようになってきた。
 漫画制作も銅版漫画掲載に気をよくして、より実験的なものを求めて1991年制作のオブジェをつかった写真漫画制作を考えるようになってきている。これは商業漫画から余程遠いもので、もう漫画と呼べないものになっているかもしれない。併し、折角の機会であるので、できるだけ自由に、遠くに行ってみたい気もしている。