大型木版画・手彩色

 午後2時半、曇天。気温13度。寒さが骨身にしみる季節になってきた。

 先日、大型木版画に水彩で2日にわたって色をつけた。まだ加筆するかもしれないが、兎に角、出来たことにしたい。

f:id:gorogure:20191216142651j:plain

 作品の完成イメージは、画像にあるとおりである。もっと暗い、陰惨な画像にしたく思うが、木版画と水彩画材では、このくらいが妥当かもしれない。道路の部分は色を入れず、また空にも色彩は入れていない。今後、空には色を入れるかもしれないが、今のところ、この版画を見て楽しんでいる。

 このところ、体調がすぐれず、ゴホゴホと細かい咳が出て、また、はっきりとした風邪の症状でもなく、併し、胸部が押えられたように苦しいので医者に掛ると薬を出してくれた。飲むと治るので、たぶん風邪だと思うが、はっきりとしたことは判らない。

 出来た版画を見ていると、気が晴れる。次に作る版画の構想を練っていると体調の不良もわすれる。つくづく絵画の世界を持てたことを有り難く思う。