模型製作2

 午前6時半頃、晴天。本日の、東京の気温摂氏2度〜10度。昨日にくらべ、一転して冬日である。室内にいると暖房を焚いているので、寒い実感はない。
 木版漫画「羅生門」の制作は、16枚目のコマ絵で渋滞している。昨日いちにちが、そのために潰れてしまった。勿論、それなりの成果はあった。

羅生門の天井裏を段ボール紙で作ってみた。
 この模型をもとにコマ絵を制作するが、また、今度は二階の壁や柱の様子を作画するのに私なりの工夫が必要になった。時代考証的には問題があるだろうが、画面づくりとしてはや多少の演出や省略は致し方ないだろう。

羅生門の室内には、本来、三手先組物と云う装飾的な部材が柱ごとにあるが、それを省略した。
 梁の隅にある赤色の線描は蜘蛛の巣である。ちょっと、ごてごてして整理のつかない画面になってしまっているが、小説の通りにしてゆくと、こうなる。