霞ヶ浦釣行

 午後10時半まえ、曇天。本日の土浦市の最高気温8度。東京にくらべて若干寒い土地柄である。そして、何よりも驚かされるのは、兎に角、風の強いことである。三島市も相当風が強いと思っていたが、土浦市三島市に負けないぐらい風が強い。サッシの窓ガラスを割るほどの強風が吹くのはどちらの市も共通している。

 先日、風は強く吹いていたが、割合暖かい日があり、釣りに出掛けたことがあった。

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 併し、しばらく釣りを続けていると、釣り竿で振り投げたルアー(疑似餌)が、思う所へ、まっすぐ飛んでゆかないことに気がついて、仕方なく竿を仕舞った。それに、気温が15度ほどあると云うことであったが、川風の為か軀が冷えてきて、気温10度もない実感ではあった。

 土浦市の風土は「風」である。私には「風の町」と言っていい実感がある。そして、右籾の風土は「乾燥」である。「風」と「乾燥」の風土に、私は幾分戸惑っている。東京の阿佐ヶ谷に居た頃は、「風」を意識したことはあったが、「乾燥」に心当たりはなかった。右籾の「乾燥」は土埃のことであり、土埃は無風のとき以外は感じないときがない。もっとも、無風の日でも、前日が強風であったなら土埃は、どの場面でも感じられた。板の間といわず、窓際といわず、三和土でも、ベランダでも、どこでも土埃が感じられた。