霞ヶ浦風景

 午後1時半すぎ、曇天。本日の土浦の最高気温12度。真冬にしては寒くない。わりあい暖かな昼下がりである。

 昨日は、午後4時ごろ電動自転車に乗って、花室川を河口に向かって3キロメートルほど下って行った。川沿いの農道の如き道はガードレールもなく、道から5メートルほど下に流れる川に、すぐにでも落ちてゆきそうな雰囲気があった。併し、気をつけながら自転車を走らせると、土浦に来てから初めてと言っていいほどの爽快感を味わうことが出来た。爽快感は、ひとつには今まで土浦に来てから必要なこと、するべきことのみに忙殺されていた故に、花室川沿いを自転車で走るのは、余計なこと、しなくてもよいことであったが、気持ちにとっては必要なことであった。

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 花室川河口より臨む霞ヶ浦は、まるで海洋のようである。帰路、自転車で延々と花室川沿いの道を進み、自宅付近に来ると、あっ、と思う風景に何度も遭遇する。そのうちのひとつに夕景の森がある。

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 森は、花室川よりも一段高くなっていて、それも劇的な景観をつくっているのだろうと思う。つくづく良い所に移住できたと実感している。