新型肺炎2

 午前3時前、曇天。気温8度。暖かい日が続いて、梅の花が開きかけている。暫時、白い可憐な花に見とれるが、世の中の事態は急を要している。

 新型肺炎の日本国内の状況が悪い方向に進んでいる。新型肺炎の死者1名をだしたと思ったら、今度は一週間も経たないうちに病院での院内感染が発生した。また日本全国でも罹患者が続出している。もう1週間すると罹患者は倍の数になり、また1週間すると、さらに倍の数になる。こうなったら、もう防ぎようがないので、日本もいったん経済活動を停止して、2週間休むしかないだろう。それが出来なければ、どうなるか。もう判らない。

 2週間休むと言ったが、どうやら、それは間違いのようで、実際は24日後に発病した患者がいるらしく、2週間ではたりない。大事をとって、ひと月ぐらいは隔離していたほうがいい。でないと、武漢のようになるのは目に見えている。

 連日のようにテレビのワイドショー番組では、新型肺炎の話題で喧しい。たしかに、これ以上ない話題である。ひと事のように放送しているが、罹患して死亡する人間は確実に増えてゆく。津久井障碍者施設での殺傷事件の被告に死刑が求刑された。犯行動機は障碍者は生産的でないとの独断であった。新型肺炎も、とくに高齢者、傷病者に死者が多く出ている。また、中国では故意に新型肺炎をまき散らした者は死刑にするとの由で、新型肺炎がどれほどに脅威であるかが判る。中国では、経済活動の一時停止に踏み切っている。それでも事態の収拾には至らない。日本政府も中国のように経済活動を一時停止しないと武漢以上の惨状になるのは必至である。この新型肺炎が、日本の終りのはじまりにならないことを祈る。