新型肺炎

 午後1時ごろ、曇天。気温15度。真冬のひと休みの塩梅である。寒いよりも、暖かいことが身に染みる。

 新型肺炎が猛威をふるっている。中国だけに留まらず、日本にも上陸してしまった観がつよい。なんとか船上に踏み留まっているが、検疫官まで感染するようでは空気感染対策の強化をせずにはおれまい。この新型肺炎は麻疹のような感染力であり、麻疹のように免疫を持つ者がいないから世界的流行は避けられそうもない。へたをするとスペイン風邪のようになってしまう。

 暫時、おたおたと動揺するが、しかし、動揺しても仕方がない。人間死ぬときは、死ぬのであり、こう云うときこそ泰然としていたい。また併し、杜撰な管理の、珍味嗜好の犠牲になると思うと、無念ではある。避けられそうなことなのに、避けようとせず、むざむざ死ぬのは阿保らしい。

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▲昔つくった黒猫堂のマーク